徐につかむポストの余寒かな


隣保の来年度役員改選が行われました。

”限界集落”の未来やいかに。


村のさまざまな「役」

わたしたちが暮らすのは、神河町長谷の大川原という集落。2つの隣保に分かれています。

うち第1隣保は、現在山口家をふくめて13戸。

大川原集落全体で、区長、副区長、会計、神社、山林、山水、河川、墓地、村おこし推進、老人会といった様々な役があり、隣保の中でも隣保長と会計が置かれています。


「役」の持ち回りから選挙へ

第1隣保では、「役の大変さをみんなが知った方が良い」ということで、 隣保長と会計はそれぞれカミ(上手)から順に持ち回りとしています。

役の任期は1期2年。1周するのに20年以上掛かる計算です。

その時間差が災いして、会議の冒頭、順番で行けば来期隣保長となる80歳超の古老が、体調不良を理由に辞退を申し出ました。

「足が悪うてのぉ、みんなに迷惑掛けてしまうばっかりや思うんや・・・」との悲痛な訴えでしたが、「采配だけしてくれればえぇさかい」「なるべく歩かんようにせぇな」と皆で説得して、なんとか隣保長を引き受けていただけることに。

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このように、高齢化に伴い隣保長や会計を全員が同じように行うのは難しいことから、「持ち回り制が今期でひと区切りするのでこの際、選挙制にしたらどうか」という提案が持ちあがりました。

ひと息おいて「限界集落やからのぅ」と誰かがこぼした一言にどっと笑いが起こったあと、案が可決されました。

自分も徐々に役を引き受けていけるよう、先輩の話を聞きながらじっくりと村の仕事を学んでいきたいと思います。


今日の一句

徐に つかむポストの 余寒かな

おもむろに つかむポストの よかんかな

季語:余寒(春)

色々と考えをめぐらせながら家に帰ると、赤いポストに郵便物がささっているのが目に入りました。

こんな田舎に暮らしていると、人からの手紙や贈り物は本当に嬉しくあたたかいものに感じます。

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